阪神 6‐1 ヤクルト


月日が経つのは本当に早いデスヨネー。(竜宮城から帰還した風情で)


東日本大震災の影響でてんやわんやで開幕したプロ野球も気がつきゃ8月の佳境。
生来の怠け癖のせいで相変わらずの放置っぷりですが、久々に野球ネタを書いてみる次第。


我らが阪神タイガースは恒例の長期ロード絶賛花盛り中。
今は京セラドームでのホーム開催試合があったり、ビジターでもドーム球場だったりで、昔に比べると「死のロード」って言葉は当て嵌まらないのかもしれません。とはいえ、俺のような昭和からの阪神ファンにとってはロードと聞いただけで心筋梗塞起こしそうなイキオイのトラウマですが。92年にヤクルトに大逆転を食らったのは未だに夢に見るよ。


さて、試合の方はメッセンジャーが驚きの完投勝利で5割復帰でした赤飯炊け!!
メッセは好投してると思ってたら毎回図ったように6回あたりで捕まって、マジでスタミナゲージつけてやりてぇと思うほど替え時が難しい投手だったんですが、この前7回投げ切って、今度は完投という驚きのジョグレス進化ぶり。元々安定ぶりはピカイチでしたので、長いイニング投げてくれるようになったらもう言うことナッシングすぎる。
久保と共にヤクルトには好相性で、ローテ通りに行けば今月だけであと2回投げることになるので、是非とも首位追撃の原動力になっていただきたいところ。


これまで何度も5割の壁に阻まれてますが、明日勝てば憧れの貯金生活に入れるとともに、5ゲーム差にできればヤクルトにもプレッシャーをかけることができるので、3タテはなかなか難しいですが何とか頑張ってもらいたいところ。

劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-



2007年10月〜2009年3月(前期と後期各2クールに分けて放映されたので、実質放映期間は1年)にTV放映された機動戦士ガンダム00の続編。「00」は「ダブルオー」と読みます。∀(ターンエー)以来の初見読めなさぶり。
ガンダムシリーズの完全新作劇場作品としてはF91以来実に19年振り。F91はライブで見に行きましたが、そんな前なのかとびっくり。当時は坊主頭の中学二年生でしたよ。ちなみに小学生の頃はサラサラストレートだった俺の髪の毛は、当時坊主頭が校則だった中学時代を経て見事なまでの天然パーマへと変貌を遂げました。校則作った奴爆発しろ。まあ今現在はくせ毛がどうとかいう前に無くなりゃしねぇかという恐怖に怯えてますがね。心配した嫁がスカルプDを買ってくる始末。



話が逸れました。



映画館で上映されたのは半年以上前ですが、この度DVDレンタルで観たので感想など。
以下、激しくネタバレを含むので未見の方はご注意を。









おk?







事前情報を全く仕入れずに見たのですが、鑑賞終了5秒後の第一声。



「どうしてこうなった。」



木星から来たELS(エルス)と呼ばれる地球外生命体と戦うという、まさかのインデペンデンスデイ状態。よもやガンダムが地球外生命体と戦う日がやってこようとは。とりあえず、「ガンダム」だと思って見ると大火傷すると思います。少なくとも俺はそう。「こんなんガンダム違う」と思ったレベルではGガンダム以来の衝撃。


まあ、地球外生命体と戦うというのは事前から公表されていて、批判覚悟の上だったそうなので、新しいことに取り組もうとしたチャレンジャブル精神は評価されていいと思います。俺だったらガンダムという大看板背負ってそんなマネは怖くてとてもできねぇ。とりあえず、「アレはガンダムの皮を被ったSFパニックムービー」と思えば割と楽しめるかと。女子学生がリボンズもどきに浸食されるシーンとか、ただでさえ数の上で圧倒的なのに艦隊とかMSを取り込んだりするELSを相手にした時の「どうすりゃいいんだよ」という絶望感は秀逸。正統派の新作ガンダム観たいならユニコーン観ればいいという話ですしね。


残念だった点は、戦闘シーンが単調な上に高速すぎて分かりにくかった点。相手がほぼ全員ファング状態なので、引きつけて撃つの繰り返し。挙句、取り付かれたら浸食されるので白兵戦もできませんし。正直、ロボットアニメの敵としては設定ミスだったんじゃないかなあ。実写映画ならよかったのかもしれませんが、仮にもアニメーションなので、もうちょっと分かりやすい描写でよかった気がします。ロボットアニメを観る人の多くは戦闘シーンへの期待の比重が大きいと思いますし。まあ製作者サイドもそう思ってて、終盤のジンクス化とかがその解決策だったのかも。
あと、結末から、「人類みんなイノベイターになっちゃえば万事解決」みたいな印象を受けた(俺だけですかね?)んですが、それってどうなんかなあと個人的に思った。今までのガンダムシリーズって、「お互いの考え方の違いから衝突する。それでも何とか分かり合おうとする。でも結局みんながみんな分かり合うのは難しい。でもその努力はしなきゃいけない」というのがテーマとしてあると思ってて、それが生み出す人間的なドラマがガンダムという作品を魅力的にしている点の一つだと感じているので、「みんなニュータイプになればおk」みたいな短絡的な結論を突き付けられた気がしたのが残念。まあ単に自分が分かってないだけなのかもしれませんが。
ラストのおばあちゃんマリナとメタル刹那はまあ賛否両論かなあ。個人的には人並みの幸せを掴むラストが好みなのでちょっとうーん。


とりあえず、三十路過ぎの宇宙世紀大好きオールドタイプな自分にとっては何とももやもやした感。もっとこう、カタルシスが欲しかったなあ。最近の子はどうなのかしら。ていうか「最近の子」とか言っちゃう歳になったってのが地味にshockひとしお。
結論としては、ガンダムだと思って観ないが吉」



以下、思いつきを箇条書きで書いてシメにしたいと思います。


・「誰だお前!?」と思ったら劇中劇だったでござる。
・沙慈のイケメン化ぶりは異常。
・沙慈「僕出てなかったなあ…」。うん、本編でもあんまり出てなかったよ。
・コロニー公社マジブラック企業
・イアン勝ち組だよなぁ…。
・フェルトかわいいよフェルト。
・ミレイナは大人を目指すなら髪型云々の前にそのしゃべりをどないにかしろと。
・どこのアクションスターですかハレルヤ。
・シャーマン大尉何しに出てきた。
コーラサワーナイトキャップはツッコミ待ちとしか。
・ていうかコーラサワーアホの子すぎる。
・ミーナがいちいちエロい。けしからんもっとやれ。
・相変わらずピンチに都合よく入る応援。隠れて見てただろお前ら。
ティエリア「命は投げ捨てるもの。」
・マリナ相変わらず本筋に絡まないなあ。正ヒロインなのに。
・カタギリ「優しくしてください…。」
・お茶返せwwwww
・グラハム大好きすぐる。
アレルヤとハレルヤが会話してるとイエローピーポー呼ばれそうな件。
ティエリアマジ妖精。
・主役機まさかの翻訳コンニャク。
死亡フラグ粉砕に定評のありすぎるコーラサワー
・グラハムと小熊が全部持ってった。
・ELS中枢に突っ込む際に刹那がスッパしたのはサービスカットですね、わかります。
・ピンク髪の子かわいそう。

4/20 阪神‐巨人戦での誤審について


ふざけるな土山塁審!虎、大誤審で首位陥落(サンケイスポーツ
http://www.sanspo.com/baseball/news/110421/bsb1104210506015-n1.htm


4/20の阪神‐巨人戦での大誤審について。
昨日の試合の話ですが、昨晩は腹に据えかねてて冷静な意見が言えそうになかったので、一晩頭を冷やして本日改めて。

※それでもいくらかは主観が入ってると思いますので、ご承知の上でお願いします。


問題のシーンは7回裏、阪神の攻撃中。
言葉で説明するよりは実際の映像を見ていただいた方が早いので以下を参照。


2011.4.20 巨人脇谷の落球が誤審でアウトに(You Tube
http://www.youtube.com/watch?v=adAm1k_lhVs


ご覧のとおり、明らかにセカンド脇谷がブラゼルの飛球を落球したのですが、捕球と判定されました。
で、昨日の夜からネット上では喧々諤々。脇谷の公式ブログは早々に炎上してたそうで。ちなみに今も見れない状態なので、どんな状況だったのかは実際には見てません。


叩かれてる点は、自分が見た限りでは主に以下の二点。



1.脇谷の落球後のアピールプレーおよびそれに対する土山一塁塁審の誤審
2.問題のプレーに対する試合後の脇谷のコメント



この二点に対して、自分の意見を述べてみます。


まず、1については、自分が見た意見では脇谷の落球をごまかしたアピールプレーと土山塁審のミスジャッジへの批判が概ね半々ぐらいな感じでしたが、個人的な意見としては土山塁審だけでなく審判全員が100%悪いと。
もちろん、脇谷が自身の落球を分かった上でのアピールであれば褒められたものではありませんが、もしかしたら本当に捕ったと思った上でのアピールかもしれない。まあ、ショートバウンドのダイビングキャッチでは割とあるプレーですが、完全なお手玉での落球でしたし、センター長野の動きが、内野への返球を指示しかけてから同調してアピールしたように見えたので、十中八九確信犯でしょうが。
ただ、ある程度審判の目を欺くのはスポーツでは技術の一種と見られることが事実なので、確信犯であるにせよないにせよ、「捕球をアピールした」ことについてはとやかく言うつもりはありません。確信犯であればスポーツマンシップに反するのは確かですが、それを言ったら達川なんてもっと酷かったけど、今や伝説的なネタですし。


問題は、明らかに落球であるにも関わらず、アウトとジャッジした審判団にあると思います。
一塁カメラマン席からの映像では落球したかどうかがはっきり分からなかったので、真弓監督も指摘していますが、おそらく土山塁審からも見えてなかったものと思われます(見えてたとしたらただのボンクラか確信犯ですので、ここでは「見えていなかった」と仮定して話を進めます)。
人間ですから無論ミスすることはありますし、アピールに流されてアウトと宣告した時点までのことはある程度しょうがないと思います。ただ、「本当に見えたのか?」との抗議を受けた際、見えてなかったのであればアウトで押し通さず他の審判に確認、もしくは見えていた審判(少なくとも二塁塁審と三塁塁審からは見えたはず)が指摘すべきでした。そこをアウトで押し通したジャッジは問題しかないと言わざるを得ません。
昔からNPBの審判への批判として「誤審を認めない」ことが挙げられますが、あそこまではっきりと映像に残っているのでは、審判の威厳とやらを気にして判定を曲げないのはハッキリ言って完全に逆効果です。
ですので、明らかな誤審を行った審判団に100%非があり、脇谷のアピールプレーは褒められることではないにせよ、叩かれるまでではないと思います。


一応補足しておくと、あくまでプレーとしてどうであったかという話であって、見てて気持ちのいいものではありません。ましてや「がんばろう!日本」を掲げている時節、被災地の方や野球選手を目指してる子供が見たら心底ガッカリでしょうね。



次に2についてですが、サンスポの記事にある「捕りました。スレスレのところでやっていますから。」という発言に加え、スポニチの記事では、「VTR?テレビの映りが悪いんじゃないですか」と発言したらしいです。この発言が相当な反発を買っています。


脇谷は含み笑い「テレビの映りが悪いんじゃないですか」(スポーツニッポン
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/04/21/kiji/K20110421000669700.html


「テレビの〜」のくだりを報道しているのは自分が見た限りではスポニチだけで、本当にこんな挑発的なセリフを吐いたのであれば頭が弱いとしか言いようがありませんが、飛ばし記事である可能性もあるのでここでは置いておきます。
ただ、落球したのはバッチリ映像に残ってるし、あの時点では映像を見ていないにせよ、普段滅多に抗議に出ない真弓監督が抗議に出たことから、少なくともかなり微妙なプレーであったことは脇谷にも分かるはずです。それをここまで「捕りました」と断言してしまうのはいかがなものかと。
確信犯でなかったにせよ、普通は「もしかしたら落球したのかも」と思い、ノーコメントで通すか、「審判のジャッジに従うだけです」あたりの受け答えをするところです。映像をみていたファンからすれば、脇谷の発言には反感しか覚えません。また、脇谷はこの回、先頭打者の新井良の平凡な二ゴロもエラーしているのですが、それに加えてブラゼルのポップフライ落球もやらかしておいて「スレスレのところでやっていますから」と言われても、「アレがお前のスレスレかよwww」と言われるのが関の山です。
つまり、何が言いたいかというと、脇谷には正直プロ野球選手としての自覚が足らないのではないかと。自身の発言がどれだけの人に影響を与えるかを理解していないようにしか思えません。実際、あの映像を見た上でこの発言を聞いて好感を持つ人は皆無でしょう。試合後のコメントについて叩かれているのは完全に脇谷に責があると思います。



まとめると、


・誤審については審判が悪い。脇谷は褒められないにせよ、叩かれるほどではない。
・試合後の発言について叩かれてるのは脇谷の自業自得。


というところでしょうか。



と、ここまで長々と書いてきましたが、一つだけ確かなのは、せっかくの緊迫した試合が誤審で双方にとって台無しになった、というコトです。
誤審は今に始まったことではありませんし、人間がジャッジする以上完全に排除するのは困難だと思います。ただ、同じようなことの繰り返しで、ほとんど進歩が見られないのが残念。審判団はいい加減、真剣に考えてもらいたいですね。
聞いてるか?主にお前らのことだよ橘高真鍋杉永栄村。


あと、最終回に何で代打に桧山出した真弓。普通に考えたら林でしょうが。桧山速球派打てないと何度言えば。
三振する場面しか思い浮かばないと思ってたら案の定すぎる貫禄の三振で盛大に吹いたわ。

生きてます。


キングクリムゾンッ!!(挨拶)
もはやサボリってレベルじゃねぇほどの放置っぷりでしたが、どっこい生きてます。


言い訳をすると、実は恥ずかしながら1年前に結婚させていただきまして、



準備や何やらで忙しくてほったらかし

式終わったけど、間が空きすぎて億劫に

なんとなく放置

いい加減になんかしないとヤヴァイ←イマココ



みたいな感じだったワケで。(言い訳になってない)


こんな駄文の書き散らかしでも見てくださってる方もいらっしゃるようなので、多分今後も散発ですがマイペースに何か書いていこうかと思います。ヒマでヒマでしょうがないときにでも見ていただければ。

で、サボってた間のことやらこの前の地震のことやらありますが、とりあえず今日は野球関連でタイムリーなこのネタで。

金本選手の連続フルイニング出場記録、1492試合でストップ


お久しぶりです。山本です。
プライベートで何かとバタバタしてたりで、ずっと放置状態だったこのブログですが、今日ばかりは何か書かないといけないと思い、今モニタの前に座っています。


今日2010年4月18日、金本選手が続けてきた連続フルイニング出場記録が、1492試合でストップしました。
僕は横浜スタジアムでライブ観戦していたのですが、スタメン発表の際、4番のコールの所で「4番、サード、新井」というアナウンスを耳にした時、「ああ、不調だし、4番を外れたか」ぐらいにしか思いませんでした。しかし、「6番、ファースト、ブラゼル」のアナウンスを聞いた時点で「まさか」と思い、「8番、レフト、葛城」のアナウンスの時は、頭では「ああ、アニキのフルイニングが今、終わったんだ」と分かっていたのですが、感情が追いついていませんでした。
試合中はいつもどおり一緒に観戦している人たちと盛り上がっていたし、逆転勝ちで喜んだし、試合後に行った飲みの席でも普段通りに楽しんでいました。でも、家に帰ってきて、テレビやネットでスポーツニュースを見ていて、「ああ、今日は、プロ野球界にとって歴史的な一日だったんだな」という思いがじわじわと湧いてきました。


金本選手が広島東洋カープからFA移籍で入団した2003年当時の印象として、トリプルスリーを達成した偉大な選手だという認識は持っていましたが、個人的には、近鉄バファローズから移籍するという話が出ていた中村選手(現楽天)の方に期待していたのを覚えています。
阪神入団後は4番としての役割が多い金本選手ですが、2003年当時、負け犬根性が染みついていた(外野からの勝手な印象ですが)阪神に新しい風を運んでくれ、自身の実績や成績を犠牲にして3番を務め(てくれたと個人的に思っている)、18年ぶりの優勝に貢献してくださった金本選手の姿には言い知れぬ感動を覚えたもので、4番よりも3番の方がむしろ印象に残っています。


アニキは試合に出てるのが当たり前、と思いつつも、今シーズン開幕後、一時期はまともなスイングさえできず、レフトからも常に山なりの返球しかできていない状況の中、「もう記録のための出場はやめるべき」という声が耳に入りつつ、その指摘の妥当性を認識しつつも、「骨折してでも出続けていた人だ。今回も乗り越えてくれるに違いない」と心のどこかで思っていました。
もちろん、ただ出続けるだけならできたでしょう。しかし、最低限のプレーができない以上、チームのために自ら降板を申し出たアニキの英断に、拍手を送りたいと思います。


「1492試合で止まった」のではありません。「1492試合まで頑張った」のです。
今後、おそらくは破られることのない記録だと思います。
もちろん、まだまだ現役を続けてくれるはずですし、故障さえ治ればまた4番として活躍してくれるものと思っています。
今は、ただ、「お疲れ様でした」という気持ちですし、「怪我を治して、またこれからも頑張ってください」という思いです。


正直、まだ頭の中が整理できていません。
また後日、整理した上で再筆したいと思いますが、今日のところは、思いのままに記して終わりたいと思います。

リアルサイド7 in お台場



ガンダム生誕30周年というコトでお台場に建設された1/1スケール等身大ガンダムガンオタを自称する身としては是が非でも見にいかにゃならんだろうというコトで、先週行ってきました。お台場という名のサイド7に。


くそ暑い中、黒山の人だかり。そんな中にズドンと仁王立ちのリアルガンダム。感動。宇宙世紀はもうそこまでやってきてる。贅沢を言えば、横にシャアザクも並べてほしかった。でも満足。地味に首とか動いたりして、「こいつ、動くぞ!!」とか言っちゃうのはお約束すぎるお約束。ラストシューティングのポーズをキメて写真を撮っちゃうのも以下同文。もちろんその際、顔と左腕が写らないようにポージングするのは基礎中の基礎。


それにしても普通に親子連れとかカップルとかいたのに吹いた。お台場なんてオサレな場所に似合わないモノ作っちゃったなあと思ってたんだけど、やっぱりガンダムって認知度高いんですねと改めて。
あー、久々に逆シャア観たくなってきた。主に殴り合い宇宙を。あとシャアがアクシズにめり込むところを。