巨人 4−5 阪神


兄貴の体は何でできているの? チタン?


4回、木佐貫の投球が後頭部を直撃し、さしもの兄貴もしばらく立ち上がれない状況に。それでも平然とグラウンドに戻ってくる兄貴。そして次の打席でホームランをライトスタンドに叩き込む兄貴。スゴイとしか言いようがない。普通の選手なら脳震盪でも起こして即病院ですよ。鉄人通り越して超人です。念のため試合後病院で検査を受けてくるそうですが、大事に至らなくて何より。
木佐貫は失投でしたじゃ済まないんだから猛省しろ。


あと、素晴らしかったのは8回、金本のレフト前の当たりで1塁走者の新井が一気に3塁を陥れた走塁。この積極的な走塁が功を奏して、直後に葛城が決勝タイムリー。
昨日も鳥谷が盗塁決めたし、今年の阪神は1つでも先の塁を狙おうとする走塁意識が浸透してますね。去年まではその点で中日と差があったんだけど、今年はその中日を押さえ込んでる要因のひとつかと。



で、せっかく勝った試合でこんなこと言いたくないんですが、7回のラミレスの当たりをレフトスタンドの客が触って二塁打になった場面。アレはアカン。飛びついてたから、ホームランボールを取りにいって失敗したのか、故意に叩き落としたのかは本人にしか分かりませんが、もし故意ならつまみ出されても文句言えませんよ。微妙な当たりだったけど、テレビ中継を観ていた限り、触ってなければおそらく入っていただろうと思われるので、何とも後味の悪い結果に。相手チームも命かけてやってるんだから、プレーを妨害するようなマネだけはやったら駄目です。阪神ファンである前に野球ファンであってほしい。


その他の試合結果
横浜 1−2 ヤクルト、中日 10−3 広島
楽天 9−7 ソフトバンク、西武 4−3 日本ハムオリックス 7−6 ロッテ


楽天は6回に6点取って4点ビハインドを跳ね返す大逆転。
西武はダルビッシュからサヨナラ勝ちで首位をガッチリキープ。混戦パ・リーグ、略してコンパから徐々に抜け出しつつ。